戻る

国家一覧

グノーツ帝国
  グノーツは人口数十万人と言う巨大都市を中心地となっている国家である。商業・流通が大きく発達しており、各地から人々が訪れている。一方で、都市の一部はスラムとなり、略奪等の犯罪が多発している。
  人間中心の国家であり、人間が中位〜上位の階級に置かれ、他の種族は奴隷などの貧民層となっている。そのため、スラムの住民の多くは異種族であり、異種族による犯罪が目立つ。このことが、異種族は悪であると言う認識を生み出すことになり、この国における人間の異種族に対する偏見がエスカレートしている。
  帝国と言う立場なだけあり、各地から集められた強者によって形成される軍を持ち、軍事力も相当のものである。

エジャリム王国
  エジャリムはこれまでに、優れた魔道士を生み出してきた教育機関を有する魔法国家である。
砂漠地帯となっており、砂嵐が吹き荒れる事も少なくない。そのため、全身を覆う防塵ローブや目を保護する防塵眼鏡の需要が高い。この事で、この国では防塵装備が一般的となり、この国の魔道士達が防塵装備を身につけた事で、他国に、一般的に魔道士はローブを身につけるものと言う常識が定着し、ローブが世界中の魔道士の標準装備となった。

エクナ王国
  エクナは異種族に対して、友好的な人間による国家である。人口数千人程度の都市や数十人〜数百人程度の農村が大きい水辺や川の近くに点々と存在する。爵位を持った貴族が各地方で領主が治めいる。エクナの軍は貴族が各地で徴兵した者を主として構成される。
  元々異種族に対して友好的な人間であるため、自らが扱う乗用の動物とも信頼を築ける者が多く、軍の主力は、重騎兵や翼竜騎兵、重竜騎兵となっている。

イラネクレム王国
  イラネクレムは、過去に起こった種族間の戦争において、人間の最前線基地であった城塞都市を中心に発展した国家である。現在でも、その都市は山賊等の通り道であったり、人を捕食しようとする大型の野生私物の出現区域の近くに存在しているので、常に戦闘の準備がなされている。このことから、軍人の戦闘に関わる物資に関わる商業が大きく発展。結果、傭兵として冒険者の護衛を行ったり、各国の兵として雇われたりする者が増え、傭兵産業が盛んになっている。

セルトロフ王国
  セルトロフは山岳地帯や、森林等に囲まれた王国である。その環境から、都市を作って暮らす人間に比べて自然の中で暮らす異種族が中心の国となっている。異種族に友好的な人間が主となっているエクナとは同盟関係である。と言うよりも、エクナは異種族に友好的であるが、暮らそうとする環境の違いから、エクナの異種族がセルトロフに分離して、同盟を結ぶ形となった。

ノエグヌド王国
  ノエグヌドには巨大な迷宮や大密林、遺跡が存在し、異型の生き物の住居となっている。こう言った環境から、セルトロフに続いて異種族が多く住んでいる国である。特に、迷宮は人間・亜人に取っては未知の部分が多く、迷宮周辺の都市は冒険者によって賑わっている。このため、冒険者が他の国では犯罪者を見るような目で見られるが、ノエグヌドでは、冒険者を管理・統括する組織(冒険者ギルド)の存在によって緩和されている。

inserted by FC2 system