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戦術設定

重騎兵と軍馬
  重騎兵は鎧を身につけ、馬を駆る兵種である。軍馬として用いられる馬は、鉄のように頑丈な皮膚を持ち、ある程度の威力の斬撃や刺突であれば通さない。
  戦場においては、重量と機動力を活かし、突撃を行う。この突撃は厚い装甲を身に付けている相手に対しても有効である。このため、重竜騎兵や弓兵に有利。
  機動力は高いが、遠距離攻撃を受ける前に接近戦に持ち込める程ではないので、魔道士や魔法戦士には弱い。また、小回りが利かないために、空中を舞う翼竜騎兵には攻撃を当てにくく、翼竜騎兵の使用武器がメイスであるため、こちらにも不利。

弓兵
  弓兵は、ロングボウを扱う軽装の兵種である。放たれる矢の威力は強い訳ではないものの、短時間に多くの矢を放つ速射性を活かした弾幕射撃を得意とする。
  弾幕射撃は軽装で機動力の低い兵種に対して極めて有効な攻撃手段とされている。同じ遠距離攻撃を扱う魔道士や魔法戦士に対しては、先制出来るので有利。
  弾幕を弾く重騎兵や重竜騎兵、空中を高い機動力で移動し、矢を当てにくい翼竜騎兵に対して不利。

魔道士
  魔道士は精霊の能力を行使する事が出来る兵種である。魔法は発動に時間が掛かるが、効果は広範囲に及び、厚い装甲でも防ぐことのできない特殊な攻撃である。
  その特徴から、遠距離攻撃を扱わない重騎兵や重竜騎兵には有利である。また、魔法戦士とは魔法の撃ち合いになるが、魔力の差によって、魔道士が有利(ただし、属性による相性で有利・振りが逆転することもある)。
  魔法の発動は時間がかかり、弓兵には先制され、翼竜騎兵には魔法の発動前に接近されてしまうので不利。

魔法戦士
  魔法戦士は精霊との契約の際に、魔道士と比べて少ない代償によって魔力を得た者である。魔力は魔道士には劣るが、剣や槍の技術を持ち、それらに属性を付与して扱う事も可能である。相性の良し悪しは魔道士と似通っている所があるが、機動力の高い兵種に接近戦に持ち込まれても対処可能であるため、翼竜騎兵に対して有利。翼竜騎兵が槍を持っても、魔法戦士の属性付きの槍が翼竜に当たるのが先。魔道士には魔力の差で、重竜騎兵には火力の不足で不利。

翼竜騎兵と翼竜
  翼竜騎兵は翼竜を駆る軽装の兵種である。翼竜は翼を持ち体の軽い、飛ぶことに特化した竜の一種である。
  戦場においては、高い機動力と空中の移動が可能である事が特徴。この特徴から、小回りの利かない重騎兵の背後を取り、重装備に強いメイスで攻撃できたり、魔道士が魔法を発動させるまえに接近戦を仕掛けたり、弓兵の弓矢が当たりにくくなり、優位を取れる。
  接近戦でも魔法属性を付与した槍で翼竜を落としてくる魔法戦士に対して不利。頑丈でメイスすら通さない重竜騎兵に対しては戦闘を仕掛ければ不利ではあるが、機動力の差から、戦闘を避けることは可能。

重竜騎兵と重竜
  重竜騎兵は重竜に騎乗した重装備の兵種である。重竜は人間一人を背に乗せられる程度の大きさで、地上を這って移動する竜の一種である。また、重竜は竜自身が頑丈であり、自らの装甲と魔法耐性を強化するオーラをはなっており、騎乗者が信頼出来る人物であれば、騎乗者もオーラの恩恵を受けられる。
  戦場においては、重装備に有効とされるメイスすら通さない頑丈な装甲を誇り、魔法耐性もある兵種となっている。この特徴から、重い一撃を打てない弓兵や魔法戦士に対して有利。
  装甲と魔法耐性が有るとは言え、装甲を突破する威力を誇る突撃を行う重騎兵や高い魔力を誇る魔道士に対しては不利。
  翼竜騎兵の攻撃は防ぐことができるが、機動力の差から、戦闘を避けられるので有利と言うわけでもない。因みに、重竜の機動力は歩兵並である。

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